28歳躁鬱病者はバスに揺られてかく語りき 2016/02/02" /> 28歳躁鬱病者はバスに揺られてかく語りき 2016/02/02"/>

28歳躁鬱病者はバスに揺られてかく語りき 2016/02/02

公開日: : ユウジ 記事

3836077849028

3836078104470

3836078202966

3836078595405

3836078487235

3836081505653

 

バスは刻々と広島へ向かっている。

寝て起きたら岡山に入っていて、

前回の滞在時に行った店が目に入るようになると

あの頃の気持ちがフラッシュバックしてきて

すっかり弱気になってきた。

そんな自分をたたき潰すためにも、

またなんか書かせてもらおうと思う。

 

この二ヶ月くらいだろうか。

群馬の古民家改装も落ち着き、

やっとひと段落ついて安心したのも束の間だった。

気づいたら息ができなくなっていた。

日本にいるとすぐにこうなるから、

個人的にこれを「日本病」と呼んでいる。

 

一体何年この病気に(病気と認識してなかったけど)悩まされ続けただろう。

ぼくは自分の重大な欠陥だと思っていたし、

あまりに弱い自分をたたき殺してやりたいとずっと思っていた。

今でも思ってる。

「ふつう」に生きることができない。

なにかを作り、それに依存した瞬間、

陰と陽の高速回転がはじまる。

そこから抜ける以外に、方法はない。

今回は、日々の瞑想のおかげか、だいぶ早く抜けられた。それを褒めることにする。

もう、認めてしまって、褒めよう。ぼくはそういう人間だ。

 

この文は躁鬱病の人達は見たくもないだろうが

鬱気になるとなにをするにもまったくやる気が起きなくなる。

なにかが断線しているような状態になってしまう。

何度カチカチやったってスイッチが入らない。

そもそもなんでそれをしなくちゃならないのか何度考えても意味がわからなくなる。

昨日だってえーす(あいか)が話しかけてきても返事をしなくちゃいけない理由がわからなくなってしゃべれなくなった。

ご飯を食べる理由もわからなくなるし、

希望を持たなくちゃいけない理由もわからなくなる。

そしてよく聞く答えに行き着くわけだ。

「生きてる理由がわからない」ってやつだ。

簡単に言えばたしかにそうなる。

 

旅から帰ってきて

相変わらずどいつもこいつもクソ陰気くせえ国民だな

と、心底思ったもんだが

気がつけば自分がそうなってる。

というか、だからこそ旅をしたわけで。

もともとの起源はこっちなのだ。

 

なので今僕は自分を再生するために旅をするべきだったのだろう。

でももう海外ではない。

死ぬまでに絶対カナダからアルゼンチンまで縦断するが、

ここでまた海外へ旅に行ってはいけない気がした。

それは前回の記事に書いた。

旅のスタンスを変える。

というより旅の本質を見極める旅とはなんなのか。

本質としての答えを出す。

じゃないと僕は永遠に海外放浪を続けることになる。

それは嫌だ。それは違う。

 

旅とは何か。旅ってなんだ。

それはぼくにとって、

「自分で自分を崖から突き落とす」

という瞬間的行為だ。

それが本質であるならば、

海外を放浪することだけが旅であるわけがない。

僕は今落下している。尾道に向かって別次元の中を落下している。

着地までようやくあと数時間だ。

2月1日発の新宿発福山行きの夜行バスの

予約画面の最後のページで

「やめてお願い!やめて!」と叫ぶ自分自身を

左クリックで突き落とした。

突き落とされた現在、落下真っ最中の僕は今、

涙目でごめんねと言いながらもしっかりとぼくを突き落としたぼくに、

感謝している。

それはクソ嫌味ったらしくも、

空を飛んでることと同義だからだ。

 

バスは倉敷についた。

少し体が軽くなったみたいだ。よかった。

 

 

関連記事

no image

テレビの終わり

  どうもぼくです。まさかのスマップについて書きます。   日

記事を読む

Hobart_pano

タスマニアのきおく

照れますが僕も照れながらなにか書いてみようと思います。 こうやって日本で生活していると、何気な

記事を読む

WEBslh-02

2月6日夕刻の浄泉寺におけるスーパーローカルな事情

この尾道という街には、 「れいこう堂」という伝説的なレコード屋がある。らしい。 多くの著

記事を読む

shibuya

死ぬな生きろ

  また一人、古い友人が自ら命を絶った。   彼とは中学時代、

記事を読む

014b55751fbe5f2257dada3c3141e05b9d67b8e03c

群馬人が尾道で空き家を見つけることはできるのか Vol.03

Vol.3を書くにあたり、 この怒涛の数日間、なにをやっていたかまるで思い出せないので

記事を読む

2015-03-12_100352

永久保存版(本当の)一人旅で聞くべき音楽10選

    僕は昔一人旅をしていた頃、旅の表面の楽しい部分しか伝えないよ

記事を読む

no image

生き恥を晒して 2016/02/01

  湘南新宿ライン19時16分発、 高崎発新宿行きの電車がゆっくりと動き出した

記事を読む

1453621382

2016年1月30日AM4:30

  努力、ってなんなのだろうか。 「努力」という言葉を目にしたり聞いたりした瞬

記事を読む

3957959970856

群馬人が尾道で空き家を見つけることはできるのか Vol.08

いやいやほんとうに 時間というものは不思議なもんですね。   ついさっき

記事を読む

4041151287647

群馬人が尾道で空き家を見つけることはできるのか Vol.11

こんにちわーあ^^   言い訳はしない!めんどくさくて記事書けませんでした!

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  • メールアドレスを入力して購読ボタンを押すと、 記事の更新通知が届くようになります^^

  • 真逆のふたり。どうなる?

    5年間世界を旅していた過去をもつユウジと、27年間実家をでたことがないアイカ。こんな2人の世界旅。おもしろい。

PAGE TOP ↑