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ジャイサルメールの思い出話とサリーが表す小宇宙

公開日: : インド, ジャイサルメール

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ゆうじです。

なぜか夜中に突然目が覚めてしまい、ゆらゆら帝国「午前3時のファズギター」を聞きながらの午前3時です。

 

過去の長い1人旅において、僕は坂本慎太郎と佐藤伸治に大半を支えられてきたと言っても過言ではないので、1人旅中に優れた音楽を聴く事がいかに精神的に有意義に働くか、という事について真面目な記事をいつか書きたいなと思っています。

 

ですが今回はまたライトな記事を書きたいと思います。
ジャイサルメールに来るのはこれで2度目で4年前に来たことがあり、

我々が現在泊まっているHOTEL TOKYO PALCE。

ここには大変多くの思い出があり、ここに再び帰ってくる事でとても感慨深いものを多く感じました。

 

この宿に集う旅人との出会いもとても素晴らしく、当時この宿で出会った方の1人は後に日本で再会し、デニム制作においての恩人となりました。その他にも僕が旅の師と仰ぐ旅人の鏡のような素晴らしい方、僕と同じようにやりたい事を純粋に追求しようとする人、、、

 

とまぁ色々とあるんですが今回はライトにいきたいのでこの宿で働くスタッフとの思い出話でも語らせて頂ければと思います。

 

今僕達の部屋の前のソファでいびきをかきながら寝ているガガン。

DSCF9042

しんどかった移動でやっと着いたジャイサルメール駅に降り立つと、数えきれないほど多くの宿の客引きの中に「TOKYO PALACE」の看板を持った彼と彼のマユゲを見つけた瞬間、

この地で過ごした確かな記憶が、脳内につぼみとなっていた眠っていた花がゆっくり開いていくかの如く、優しく記憶が蘇ってくる感覚がありました。
彼も僕を見つけるや否や、当初なにも話せなかったはずの英語で

「hey I remember you!!welcome back to Jaisalmer!!」

と迎えてくれました。

 

4年前のこの宿はまだできたてで、スタッフも地方の小さな村から出てきたばかりの人達が多く、英語ももちろん話せず、「サービス」という言葉とその意味など知る由もなく、ホテルに泊まっていると自分を認識している我々日本人旅行者にしてみたら目玉飛び出るような事がたくさんありました。

 

ロビーに天井からかかっている、おそらく高級っぽい印象作りのために垂れ下がる煌びやかな光沢を放つ布は当時のガガンにとっては「都合のいい場所にかかっているおっきいタオル」と化し、彼は朝起きて洗顔、洗髪した後いつもこの布で「シャーー!」とか言いながら豪快に気持ち良さそうに拭いていた。

hotel-tokyo-palace-jaisalmer
そんな彼が毎朝日本人マネージャーに怒られる姿を見るのが一日の始まりだった。
あの毎朝のロビーでの豪快な拭きっぷりも、ついに改善されてしまい見る事もないのかと思うと少し悲しくも思います。

 

ドミトリーのベッドで本を読んでいると部屋を掃除をしていたガガンが突然手を止め、ジーっと僕の荷物の一点に目を止める。その先にはヘアドライヤー。

 

なにかやばいものを見てしまったとばかりとばかりに突然マンガみたいにキョドリだし、僕から若干距離をとり、持っていたホウキをゆっくりと床に置くと、ヒンディー語で何かを言いながら手で鉄砲を撃つジェスチャーをする彼。ヘヤドライヤーをハンドガンと勘違いしているらしかった。

こんなミルキーブルーのかわいい銃あるわけねえだろと僕も懸命に説明するも疑惑の念がなかなか晴れない。

 

こうゆうもんだと説明しようとコンセントを差し、彼の顔に銃口を向けてスイッチを入れた時のガラスが割れる程の悲鳴声と、光の早さで部屋から逃げていく人間の瞬発力の限界をみたのは後にも先にもあの時だけだったように思う。

 

そして次の日からは、ロビーに吊るされたおっきいタオルで髪を拭いた後にはパナソニック製のハンドガンで髪を乾かすという、文明の理というものを満面の笑みで受け入れたガガンが、遠い昔ように感じられます。

 

そんな彼も今ではスタッフの中でも上に立つ人間で、その中でも偉ぶる事もなく英語を駆使し懸命に働く(働いてんのか遊んでんのか知らないけど)姿を見ると、やはり感慨深い思いです。

 

セキは当時は子どものような印象でしたが、4年の経過で頼もしい印象に変わり、今ではデリーに今イイカンジの女(自称)がいるらしい。

DSCF9039
当時は同じように小さな村からでてきたばかりの彼は、連泊客の部屋の清掃に入ると開封済みのお菓子のみを狙ってバレない程度につまみながら掃除をするという個性的な清掃サービスを駆使していましたが、加減がわからず、あきらかに減っている自分のお菓子に気づかない人はいませんでした。

 

ロビーの隅で口元にクッキーのカスを付けたままマネージャーにこっぴどく叱られ、しょんぼりとうなだれていた彼は、おそらくお菓子の美味しさに都会で生きて行く希望を見出していたのであろうと思う。現金でも電子機器でもなんでもない、ただ「空いているお菓子」だけは我慢ができなかったというのがなんとも象徴的で、非常に愛らしくも思うのであります。

 

こんな素敵なスタッフ達と共に、2度目のジャイサルメールを過ごしていますが、僕がこの街に魅せられているのはこの街のファッションも大きな理由でもあります。

 

この街の女性が纏うサリーはとてもビビッドで美しく、体中に付けられた見た事もないようなゴツいアクセサリーがそれを際立てています。そしてその姿でこの黄土色で塗りつぶされたような背景の中を闊歩する様はなんとも美しく、すれ違う度、単なる1枚布であるサリーに秘められた美しさと可能性に見とれてしまいます。

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おそらく外れの小さな村から買い出しに来ているのであろう彼女達の、極彩色の如く溢れる色彩を見ていると、おそらく「何もない」のであろう砂漠の中での質素な生活の中で、生きている証としての表現欲を純粋なエネルギーとして身にまとって叫んでいるような、私はここで生きているぞ、というよう声にならない声が聞こえてくる気がするのです。

 

ファッション界の頂点に君臨し未だ煌びやかに輝くパリコレクションにはついに何も感じなくなってしまいましたが、純粋に生きる人間の純粋な生き様、姿、形に触れる度、「真のファッションはstyle.comでは見られない」という忘れかけていた当たり前な事を教えてくれます。

DSCF9025

砂漠からの風にたなびくサリーはまさに「息を呑む、」ほどの美しさです。僕は毎日リキシャーやバイクに乗ったおっさん連中に轢き殺されそうになりながら、カメラ片手に美しい衣を纏った美しい女性達を追いかけ回っています。4年前とまるで同じように。

 

グジャラートではいったいどんな人間達に出会えるのか、そしてその人間達が作った創作物に出会えるのか、久しぶりにワクワクしています。

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Comment

  1. あき より:

    goooodだよ。笑った。

    • Ace-UG より:

      リシュケシュを前に、全然満喫できなかったゴアに後ろ髪引かれまくってます。
      ゴアには魔物が住んでるんすよ。絶対。

  2. あき より:

    あっはっは!Goa is monster!!

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