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たかしという人間

公開日: : タイ, バンコク

タイはバンコクに戻ってきました。

この一ヶ月でタイでの生地事情に首を突っ込んだことで得た知識と、皆様のお力で発展していったその過程は今後必要性を感じましたらその際にまた記述しますが
今回またはるばるラオスからバンコクまで戻ってきたのには大きな理由があります。

親友の1人であるタカシに会うためです。

彼について感じたことをここに書いておくべきだと思うので書かせて下さい。

僕はあいかちゃんと真逆で友達がとても少ないです。
ごく稀に鳴るLINEの着信音の後画面に写るのは99%の確率で「おかあさん」です。

だからこそ僕が今友達だと思えている少人数の人達への友情は、誇るべき、とても大切なつながりだと胸に誓っています。
そのみんなを親友のように思っています。

タカシもその1人で、彼との出会いは文化服装学院という専門学校でした。

僕は入学して1週間で学校の教育方針に従うことをやめてしまい、
ある意味当然的にクラスの他の生徒とも距離を置いていたぼくは自ら孤独を選びいつも1人で図書館と映像資料室に入り浸り、

ひっそりと学校からいなくなり、
自分で勉強しようと旅に出ました。

彼も似たような感じで、気づいたら旅に出ていました。

21歳の時ゴールドコーストで再会し、
23歳の時ここカオサンで再会し、
メルボルンで再会したのが去年の初め。

メルボルンでの生活を終える僕が、職を探していたタカシに仕事を継いでもらいました。

何度となく海外で再会するたび、
僕らは自分自身を探索しすぎるあまり、
決定的な弱さと、塞ぎようのない人間的な欠如を1人旅をする事で自ら露呈することで
その闇を乗り越えられず、時に深く沈み、
再会する度に互いを励まし合う事で一時的に補完し合っていました。

そういう年齢でもあったのだと思います。

去年メルボルンで久々に再会したタカシは単的にいうと、

すごくやばい感じがしていました。

絶望感に飲み込まれたその感覚は痛い程にわかるものの、

僕1人で1週間でどうにかできるような状態じゃなかった。

まるで僕と時間を共有する事を避けるように自分の部屋に籠るタカシ。

それに悪気など微塵もなく、

ただ自分が情けなく、惨めに思えてしょうがなく、

そんな自分が希望に満ちた人間と一緒にいるべきじゃないという

ある意味人間的最上級の、献身的な優しさからの判断でそうしているという事が

誰よりもわかっていた。

あまりに生々しく、痛ましい後ろ姿を毎日見ていた。

別れの日、空港まで送ってくれたタカシ。

申し訳なさげに目を合わさず別れの言葉を述べる彼に

「たのむから、僕にだけは気を遣わないでくれ。ふざけるな。
助けてほしいときは、助けてくれと言ってくれ。たのむから。」

と言いながら、自分の目にも、タカシの目にもうっすらと涙が浮かんでいた。

こんなにも辛そうな友人に対してなにもできない自分に腹が立った。

申し訳なさそうな、重い、「ありがとう」を聞いて、別れた。

それから1年半、彼から連絡はなかった。

デニム制作と他者への恐怖で擦り切った心を再生するため、

それでも今度はブログを通して自分を発信しながら旅をしようと決め

旅ブログはあまり読んだ事がないので勉強がてらと当時ランキング一位だった金丸文武さんという方のブログの最新記事を何気なしに開いてみると、

そこにはインドの雑多な風景をバックに、タカシが写っていた。

そのPCのディスプレイの粒子に写る二次元のタカシを見るだけで

感動に震え、涙が溢れてきた。

小汚い恰好をしながら、絶望を乗り越え、それを反転した溢れんばかりの希望に満ちた笑顔がそこに写っていた。

ああ、良かった。良かったな。それだけだった。

その時にはすでにもうまたどこかで会えるのはわかっていた。

そして11月15日にバンコクで会う事になったのも必然だった。
なにも言わずとも同じ宿をとることも必然だった。

彼はバルカン半島を周遊後、イスタンブールから飛んできた。

ダラムサラで見つけ、自分の表現の柱となった、自ら編んだマクラメの首飾りをぶら下げて、

あの画像で見た輝きが嘘でない事を証明するかのように

浄化された光が全身から溢れ出て、

その凄みにたじろいでしまうのはこっち側になっていた。

3日間、有意義な時間を共有し、その上昇気流に便乗させてもらい、

7ヶ月の旅を終え、希望を持って日本へ帰国していった。

自身で見つけた未来のビジョンを楽しそうに語る彼に恥じらいも、恐怖も、一切なかった。

それが実現できるとわかっているのだから、暗部を見る要素自体がない。

彼は長野でアトリエを兼ねた小さな店舗を構え、

一緒に服を作る約束をして、

お互いの仲間を共有する約束をしました。

彼はこれからいい物を作るだろうと思う。

それは物質であったり、空間であったり、人間的つながりであったり、単に場の雰囲気であったりするだろうと思う。

それは素晴らしい事だと思うし、僕もそうなりたいと願う。

僕はタカシみたいになりたい。

彼は僕の大切な、尊敬すべき友人の1人です。

image

日本に帰っても、他者と比較だけはしないでほしいと願うばかりです。

これは旅を終えて帰国する全ての人に伝えたいです。

日本の雰囲気は特別で、その独特の重みは年々増すばかりです。

旅での財産は世界遺産で撮った写真ではなく、磨かれて透明になった眼であって、

その眼をもって生きる人間は日本では完全にマイノリティで、それを維持するには行動を伴った覚悟は必須だと思います。

面白い事を、面白いと言ってくれる人も海外ほどいません。

それでも自分が楽しいと思える事を信念持ってやってる仲間が、僕にも欲しいです。

ここまで確立されたSNSという巨大ツールは、人生の(表面的な)幸せ度を他人と比較し合うために作られたものではないと各々が理解することが、

今とても大切だと最近思います。

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